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僕の冒険 ~鳴き声~

 あの日から何日経ったのかは判らない・・・。
猫はいつまで僕の後をついて来る。
「にゃぁ~、にゃぁ。」
ずっと鳴き声をあげながら付いて来るんだ・・・。
正直・・・可哀想だとは思うけど、邪魔。
「にゃっ、ニャア~~!」
いったい何を見つけたというのか、
「――うるさいぞ!いい加減にしてくれッ!いったい僕が何をしたんだ!!」
・・・ついにキレてしまった。猫はションボリしている。
『ちょっと怒鳴りすぎたかな?』
猫は少しの猫背と上目遣いで僕を見て一言。
「ゴメンナサイ・・。」
と、小さく鳴いた。
『・・・――?!!今、鳴いた??つか、しゃべった・・・の、か?』
「ドウカシタノカ?」
やっぱり猫は、しゃべっていた!一体どういう事なのだろう?
僕はおそるおそる猫に問う。「お前はしゃべれるのか?」と。
返答は――無かった。
自分の聞き違いに少しホッとし、近くの切り株に腰掛けた。
『ま、猫がしゃべるなんて、ありえないもんな。相当疲れてきてるんだ。』
 
 僕は紅葉のような綺麗な赤に染まった空を眺めた。
そして溜め息をついて夜を待った。
『今日はここで休もう・・・。』
いつの間にか、名も知らぬ猫は僕の膝のうえに乗りながら
スースーと気持ち良さそうに寝息をたてていた。


ここから僕の奇妙な旅が始まったのだった・・・たぶん。

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蒼真

Author:蒼真
俺のやりたい事なんかを
ザックザク詰め込んでるんで
多少ゴチャゴチャしてますが、
どうぞ、見ていって下さいw

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